日曜劇場『99.9- 刑事専門弁護士 -』の法律監修について

『99.9- 刑事専門弁護士  -』の法律監修は誰?

新ドラマ『99.9- 刑事専門弁護士』始まりましたね。
法律事務所の刑事事件専門チームの弁護士を描いたドラマ、私も第一話を観ましたが、続きが楽しみです。

さて、弁護士のドラマが始まると聞くと、「法律監修は誰がやってるんだろう?」ってすぐ思ってしまうのは職業病ですかね笑。

第一話のエンドロールに注目していると、

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ありました!

法律監修3名、取材協力4名(法律事務所含む)とかなりの人数ですね。
國松崇弁護士はTBS初の社員弁護士のようですが、刑事弁護で著名な弁護士も多く含まれています。

元々は違う弁護士が担当だった?

そうしたところ、元々は違う弁護士が担当だったのではないかという情報が流れてきました。
「TBSドラマ「99.9-刑事専門弁護士」について、アトム法律事務所の岡野武志弁護士が「法律監修を担当することになりました」とのサイト記事を作成していた」

確かに岡野武志弁護士の写真付き記事を見ると、2016年2月25日と書いてあるので、その時点では担当する予定だったと思われます。

テレビ局と弁護士

近頃は弁護士もテレビによく出ていますが、興味深い記事を見つけました。
「地獄の弁護士業界に追い打ち!テレビ局、起用弁護士の選別強化&NGリスト作成」

この記事の中には、私が以前ブログ「弁護士のマスコミ対応 ( 清原元選手覚せい剤 所持事件を題材として)」でも書いた、実際は清原元選手の弁護人ではなかった騒動も触れられています。

この記事に書かれている流れで今回の法律監修の担当が変更されたのか実際のところは分かりませんが、テレビは非常に大きな影響を与えるメディアなので、出演等する弁護士をきちんと選ぶということは重要なことだと思います。

 

 

立教大学観光ADRセンター

立教大学には観光ADRセンターが設置されています。

ADRとは、Alternative Dispute Resolution の略称で、民事の法的紛争を訴訟以外の手段で解決する方法のことをいいます。要するに話し合いですね。

観光ADRセンターは、旅行や宿泊に関するトラブルの解決を目指して、2012年に法務大臣から認証を受け、活動しています。
私は、同センターの事件管理者という立場で、主に相談者からの相談を受けたり、ADR申立てをサポートしたりする業務をしています。

「都市を巡るパック旅行だったのに、途中悪天候で全てをまわれなかった」
「予約していた部屋と違うタイプの部屋に通され、変更できなかった」など

旅行や宿泊に関するトラブルは、少なくない頻度で発生していると思われます。

しかし、金額的に高額なケースは多くなく、弁護士に依頼して裁判までするとなると費用倒れになってしまうおそれがあり、消費者が泣き寝入りしてしまうケースも多いのが現状です。
一方で、事業者側もトラブルを抱えたままのリスクを考えると、話し合いによって解決することを望む場合も多いといえます。

そこで、観光ADRセンターは、旅行・宿泊分野に詳しい公平な第三者である調停人が間に入って、話し合いをして解決を目指す場所として利用されています。

費用は、事件管理者である弁護士への相談は無料で、ADRを申し立てる場合は手数料として5000円がかかります。

ご興味のある方はぜひご利用ください。

立教大学観光ADRセンター

  • TEL:03-3985-4650
  • 電話受付:毎週月曜日~金曜日 10:00~12:00/13:00~17:00