弁護士の共同受任体制


弁護士の共同受任体制 ー新時代のプロフェッションを目指す会

なぜ東京にだけ弁護士会が三つあるのか

新時代のプロフェッションを目指す会は、第一東京弁護士会に所属する弁護士の任意団体「新進会」の有志が集まって設立されました。

東京都には、他府県と異なり、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の三つがあります。なぜ東京にだけ三つも弁護士会があるのですか?何か違いがあるのですか?という質問は、東京の弁護士であれば、何回も質問をされたことがあるはずです。後者の点については現在は際立った違いはないといってもよいでしょう。しかし、前者については弁護士でも詳しい事情を知っている人は多くはないようです。

第一東京弁護会設立の経緯

もともと東京には東京弁護士会だけがあり、その主流は「桃李倶楽部」という東京弁護士会内の任意団体でした。そこでは、会長は自らが志願してなるものではなく、有徳の士が周囲から推薦されてやむなく務めるものであるという慣行が確立されていました。時は明治時代、1922年の役員選挙に遡ります。従来は試験資格者として学歴が不要とされていた弁護士の試験を高等学校卒業者に限るとの制限を課する高等試験令の改正がきっかけとなって東京弁護士会の弁護士の数が急増しました。そのため東京弁護士会の役員選挙に有象無象の候補が乱立し、総会の議事は荒れて一種の権力闘争の様相を示してきました。このような状況の下で、原嘉道、花井卓蔵、岸清一らが中心となって1923年5月8日創立したのが第一東京弁護士会なのです。第一東京弁護士会は、みずからが有徳の士たらんとした有志によって設立された団体だったのです。

第一東京弁護士会新進会は、第一東京弁護士会の内部のおおよそ登録15年目までの若手会員によって結成されている任意団体です。新進会は、第一東京弁護士会において、若手の研究・研鑚を積む場として現在も活発な活動を続けています。

弁護士の共同受任体制

新時代のプロフェッションを目指す会は、第一東京弁護士会と同様に、新進会を母体としつつも、みずからをプロフェションたらんとして更に研究・研鑚を積み、お互いに協力することを誓い合った有志によって結成された会なのです。

その研究・研鑚の結果が会員の一人一人がそれぞれの専門分野を持ちつつ、必要に応じて協力し合い、複数の弁護士がチームとして共同で受任できる 弁護士の共同受任体制 を作り上げたことなのです。